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幼いころの記憶が残る。
ふと目の前に現れたのは、大きな男。
よくみるとそれは、弟の顔をした大男。
僕に向かって、一発パンチ。
顔面に当たる前に目が覚めた。
これは、記憶じゃない。
それじゃなんだ。
これは、恐れ。そうかもしれない。
いつのまにか、大きくなった弟に恐れを抱いている僕。
おれじゃなく、昔のままの僕。
律儀で礼儀正しい僕。
弟は、型破りで豪快。
10も離れているのに意見される。
だらしない兄貴。
だらしない兄貴が3人もいる。
ここまでは、現実。
もう一眠りしよう。
明日になれば、また何かが変わっているかもしれない。


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